高齢社会やシニアマーケティングを考えるための参考書籍をご紹介します。
最新記事

March 21, 2018

近年、高齢の女性作家によるエッセイが、ベストセラーの上位に必ずと言っていいほど顔を出している。この数年のベストセラーを見ると、下重暁子『家族という病』、曽野綾子『人間の分際』、渡辺和子『置かれた場所で咲きなさい』といったシニア女性作家によるタイトルが上位に並んでいる。(日販調べ)この好調を支えているのは同じ高齢者の女性層である。

今回、ご紹介する佐藤愛子著『九十歳。何がめでたい』もそのような1冊である。2017年の年間総合ベストセラーの1位に見事輝いている。

 本書のタイトルは『九十歳。何がめでたい』。日本そのものが超高齢化社会となった...

December 1, 2017

 本書は、公益財団生協総合研究所による「2050研究会」の報告書をとりまとめたものである。研究会のテーマは、「今後、超高齢・少子・人口減少、単身社会にが進む2050年の地域コミュニティにおいて、生活協同組合が果たすことが出来る機能・役割は何であるか」というものである。

 その解答の柱として挙げられているのが「集いの館」構想。具体的に、それはどのようなものかと言うと、

 「全国1万5千の小学校区単位に元気な高齢者が運営主体となる「集いの館」を展開する。そこにはコンビニ業態(30坪)と、さまざまな暮らしの相談に応える「よろず相談デスク」、多...

October 26, 2017

 本書はその名の通り、ソーシャル・キャピタル(社会関係資本)の入門書である。ソーシャル・キャピタルとは、「人々の間の協調的な行動を促す「信頼」「互酬性の規範」「ネットワーク(絆)」のことを指す。

 これは、道路や橋、公共施設などのハード・インフラとは異なり目に見えないソフト・インフラであるが、高齢化が進み、思いがけない地震や天災も増加する中で、改めて地域住民同士の結びつきの重要性が浮上してきている。

 本書では、この社会関係資本に関するさまざまな解釈と、関係資本を強化、もしくは弱める要素は何か、その因果関係を研究した文献を多く紹介してい...

October 22, 2017

 本書は、現在から約50年後の2065年にわたって今後の日本社会に起こり得る事象を年表形式で約20項目にわたって解説している。

 予測の内容の殆どは悲観的な事項である。「国立大学が倒産の危機に(2018年)」「介護離職が大量発生する(2021年)」「ついに東京都も人口減少に(2015年)」「輸血用血液が不足する(2027年)」「自治体の半数が消滅の危機に(2040年)」「外国人が無人の国土を占領する(2065年〜)」など。ここで描かれている事項はすでに現在でも顕在化しているものが多いが、具体的な年と共に記されているところが、本書に一定...

Please reload

Please reload

アーカイブ
Please reload

タグから検索
Please reload

ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square