『孤立不安社会』つながりの格差、承認の追求、ぼっちの恐怖(石田光則著、勁草書房、2018年)近年の社会状況を極めて的確に表現した書名である。著者は、現在早稲田大学文学学術院教授(社会学)。未読であるが、過去にも『孤立の社会学』『つながりづくりの隘路』『郊外社会の分断と再編』などの著書があり、長年、孤立、つながり・ネットワーク、郊外などのテーマに取り組まれているよう...